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尾崎豊の『フォーゲットミーノット』歌詞や意味は!わすれな草

尾崎豊の名曲として有名なのは『I love you』や『十五の夜』や『卒業』などですが、私も大好きな曲に

Forget-me-not」(フォーゲット・ミー・ノット)
があります。

尾崎豊の18枚目のシングルの曲で、1985年11月26日にレコーディングされました。

忘れな草(勿忘草)を表す「Forget-me-not

この曲には尾崎豊のどんな想いがのせられているのでしょうか。

尾崎豊の『Forget-me-not』歌詞

 


小さな朝の光は 疲れて眠る愛にこぼれて

流れた時の多さに うなずく様に よりそう二人

窓をたたく風に目覚めて 君に頬をよせてみた

 

幸せかい 昨晩のぬくもりに

そっとささやいて 強く君を抱きしめた

 

※初めて君と出会った日 僕はビルのむこうの

空をいつまでもさがしてた

君がおしえてくれた 花の名前は

町にうもれそうな 小さなわすれな草

 

時々愛の終わりの悲しい夢を 君は見るけど

僕の胸でおやすみよ 二人の人生 わけあい生きるんだ

愛の行く方に答はなくて いつでもひとりぼっちだけど

 

幸せかい ささやかな暮らしに

時はためらいさえも ごらん愛の強さに変えた

 

時々僕は無理に君を 僕の形に

はめてしまいそうになるけれど

二人が育む 愛の名前は

街にうもれそうな 小さなわすれな草

 

行くあてのない街角にたたずみ

君に口づけても

 

幸せかい 狂った街では

二人のこの愛さえ うつろいに踏みにじられる

 

(※繰り返し)


⇒Forget-me-notが収録されているCD『壊れた扉から』はこちら

尾崎豊のフォーゲットミーノット歌詞の意味は?

ネット上ではまるで遺言のようだとも書かれていましたが…

自分にはようやく見つけた幸せをかみしめて、幸せで、壊れてしまうのではないかと恐れている歌詞のように思えます。

お互いに愛にあふれて、幸せすぎてこの幸せが壊れないように、壊さないように、という印象です。

何かはかなげで、消えていきそうな印象もある曲にも感じられます。それを尾崎豊が抜群の歌唱力と強弱をつけて歌っているので、すごくかっこよくも感じて。

本当に人を魅了する人ですね。

Forget-me-notの曲名がついた理由【WIKIより】

 

「Forget-me-not」とは「勿忘草」のことであるが、このタイトルになった経緯は、プロデューサーである須藤晃がデモテープのメロディーを聞いた際に、「小さな花のようなイメージ、勿忘草」というキーワードを出したところ、それを元に尾崎が歌詞を作成した。

 

Forget-me-notの歌詞誕生の裏話【WIKIより】

 

アルバム『壊れた扉から』の制作は、尾崎が20歳の誕生日を迎える前のリリースを目指していたため、ライブツアーの合間を縫って曲作りとレコーディングを行うという強行スケジュールの中で進行していた。

しかし、マスターテープの完成日直前になりながらも、アルバムに収録する最後のバラードが決まらず、尾崎は悩んだあげく、歌手人生で初めて歌詞のないメロディだけを吹き込んだデモテープを須藤に持って行った。

そして、レコーディング最終日の1985年11月25日を迎えるも歌詞が納得のいくものにならず、夕方にレコーディングスタジオを抜け出している内に歌詞を完成させ、朝になってスタジオに戻りすぐにレコーディングを行い完成したというエピソードがある。

後に須藤はこのときのことを、

「明け方5時ぐらいですかね。いきなり、スーツを着て、ネクタイも締めて、ワインを2本と寿司の折り詰めを持って、尾崎さんが入ってきたんですよね。

『みんなでこれ食べてください』って言うから、『何言ってんだよ。歌詞はできたの?』って訊いたら『できました』って、それですぐに歌ってもらったのがあれです。

もう身体の震えが止まらないぐらいすごくて……

この人、このまま死んじゃうのかなと思うぐらいすごかった。

あれが僕にとっての、尾崎豊の最も鮮烈な思い出ですね。」と語っている。

そのために、一発で録音したというのは誤りで須藤は「実際には『Forget-me-not』は2回歌いましたね。

1回目のテイクをOKにしましたけど」といっている。

 

尾崎豊の忘れな草(花)を育ててみた【Forget-me-not】

2018年5月15日

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