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尾崎豊をアレンジャーの西本明氏が語る


尾崎豊を西本明氏が語る貴重な話とは

西本明さんはアレンジャー・プロヂューサーです。

尾崎豊の名曲は、この西本明氏のアレンジによって際立った作品になったのです。

これだけの尾崎豊の名曲の編曲をされています。

  • 『I LOVE YOU』
  • 『十七歳の地図』
  • 『OH MY LITTLE GIRL』
  • 『傷つけた人々へ』
  • 『ダンスホール』
  • 『シェリー』
  • 『Forget-me-not』
  • 『卒業』
  • 『失くした1/2』
  • 『米軍キャンプ』

特に「I Love You」「Oh My Little Girl」のピアノは、西本さんのアレンジのなかでも飛びぬけて良い作品だと思います。

そんな西本明氏が、尾崎豊さんとの貴重なエピソードを話されていますので、全文を書き起こしてみました。

西本明氏からみた晩年の孤立する尾崎豊


こちらの動画で話されている内容です。
⇒孤立する尾崎豊 関係者から見る晩年の様子

 

西本明氏「放熱の歌詞っていうのは本当に、本当の彼が出てる。

そのときの、その時点の失敗や、彼の人間関係のぐちゃぐちゃや、精神的なドロドロしている部分も全部出ていて、作品的にはその、おそらく未完成なのかもしれないですけども。」

 

 

西本明氏「死に向かわせたとは僕は思わないですけども、でも、皆が思うように…皆さんが思うように必然だったかもしれないっていうのは僕も思いますけども…

でも早すぎたと…彼は死ぬ気はなかったんだと僕は思ってますけども。

多分長くは生きないと自分でも思っていたろうけども、こんなに早く死ぬつもりは…彼はあの時点で死ぬつもりはなかったんだと思いますけどね。

いろんな事で頭がいっぱいだったんだと思います。

僕はもう、客観的に見て、そんなことまでしなきゃいいのにっていうことにまで全部手を広げて。

社長業から
マネージメント
レコーディングのコーディネイト
全部彼が…

自分がすべてをチェックしたくて。

そんなことして、もう自分が落ち込んだりする暇もなかったんじゃないですかね…。

人間関係的に彼は、周りの人間がどんどん離れていって、孤立していって、

多分社会との接点も本当に、僕から見て無くなって行くように見えて、

それを全部、渦みたいな真ん中にいて、それを解消するには彼がこの世の中から消えちまうことしかないんじゃないかっていう…っていうのは思いましたね…

それは、そういう意味でそれを全部解消するために、彼がちょっと望んでいたかもしれないし、周りからもそういう力もあったんじゃないかと思う

それで必然的に何か結論として、そこに結果が出たって言うか…それで解消されたと…。」

 

須藤晃氏が語る西本明氏の十七歳の地図のアレンジ

尾崎豊の名曲である「十七歳の地図」は「最初、カントリーみたいな曲だった」と須藤氏は言われています。

以外ですね!

アレンジャーの西本明氏へ尾崎豊が発注したイメージは、ブルース・スプリングスティーンの「明日なき暴走」。

「やっちゃったって感じ」と西本明氏。

レコーディングで
須藤氏「のってきた尾崎君は出だしから1オクターブ高く歌った。だからサビは1オクターブ下げることにした。それでも盛り上げろって言ったんです。サビで下がるのは、歌としては変ですが…」

たしかに

十七歳の地図の出だしはキーが高いですもんね!

最初から暴走している感じになってます^^

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