過激な歌詞や生きる意味を歌い続ける尾崎豊。
実は彼がさだまさしさんの曲をカバーしたことがあるというのはご存じでしょうか。
今回はさだまさしさんの曲をカバーしたことについて調べてみました!
尾崎豊がさだまさしの縁切り寺を歌う!
声変わり前の貴重な音源
そんなカバー音源を探して見ると、あっさり見つかりました。
文化祭か何かの時に歌い上げたそうです。
なんと中1の時の音源だとか。
正直に感想を言うと
「これで中1?え?弾き語り?え?嘘でしょ??」
です。
さだまさしの「縁切り寺」。
なんて悲しみを込めて歌うのでしょう。
きちんと「縁切り寺」の悲しい恋の歌のことを理解して、思いを込めてしっとりと歌い上げています。
なんて実力。
とても中1の男子が歌っているとは思えません。
そして曲間のまだあどけない声が愛らしい。やさしく聴いている人に向けて語りかけます。
続いての「雨宿り」
一目惚れをした女性の心情をかわいらしさと愛嬌を込めて歌い上げます。
声変わり前の、独特のかわいさとその実力。
将来の10代のカリスマの陰が、確かに見えていました。
音源を残してくれていた方、ファンの一人として本当に感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
尾崎豊がさだまさしの無縁坂を歌う
そのすごさは聴いてみないとわからない
尾崎豊といえば過激な歌詞で現代の不条理を歌い、愛を叫び続ける歌が代名詞です。
彼の兄の影響で始めたギターで歌い出したのは、悲しさと優しさ、それと愛嬌のあるさだまさしさんの曲でした。
中1の多感な時期にその愛らしく高く澄んだ声はまるで聴いている人の心を洗い流すようです。
けして大げさに言っているわけではありません。
声変わり前の世間一般にいう天使の歌声。
これは聴いてみないと本当にわかりません。
確かに戦い続ける彼の曲も歌声も素敵です。
それでも中1の彼の歌声は、これから待ち受ける過酷な運命など到底知るよしもなく、彼の生きざまを知っている人間には、だからこそ切なく、はかなく、愛くるしい、何よりも愛おしい天使の歌声に聞こえるのでしょう。
聴けば聴くほどその魅力に魅せられる。
彼を知れば知るほど、その魅力に引き込まれます。
その実力は声変わりの前からだったのですね。
できることならば今も歌い続けていてほしい。
若い世代にも今感じているこの声を届けてほしいとむりな願いをしてしまうほど、かれのカリスマ性は魔性に近いものがあったのでしょう。
その魅力が中学一年生からなんて、驚きを隠せませんね。
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